SSブログ

うーん…困りましたなぁ(・_・;) [☆☆☆お仕事☆☆☆]

エンパイア・ステート・ビル(・_・;)
NYの有名な映画のキングコングのアレですね。

キングコングを見た記憶がないので
イマイチ、ピンとこなかったりする。
なので私のイメージはSATCがNYの街並みの
イメージなんだけど・・・実はあれ、かなり古いドラマなんだよね。
だってツインタワーがOPにバッチリ出てくるし(・_・;)

私はもちろんニューヨークには行ったことがない。
でも、行った事がなかろうと取材費なんか
どんなに売れっ子作家であっても出る訳もないので、
ネットなどで徹底的に調べ上げる。
日本の女性向け漫画は、安い原稿料に
取材費も資料費も材料費も人件費も
そして自分の賃金も全部含まれているので、
お金をかければかけるだけ大赤字になっていくのだ。
(私の時給言うと、友人たちはドン引きするぞ…)

なので日本語のページじゃ限界も多くて、海外のページも
無茶苦茶な翻訳ソフトに頼りながら、探す・・・・。

さあ・・・困った(・_・;)

原作には86階でエレベーターを乗り換えて
特別展望階(多分102階の第二展望台)へと行く…
しかも特別追加料金を支払って・・・
なんてなっているというのに、そこに着いたとたん
「目の前に何のさえぎる物もないNYの夜景が広がる…」とある

しかし、Wikipediaでは、第二展望台は全面ガラス張りで
86階に比べると狭く、夜は閉鎖。
調べて見ると、うーん・・・確かにガラス張りの上に
けっこう太い柱に囲まれてて、ここから見てもガラスの反射が
ありそうだなぁ・・・

そしてさらに困った事に・・・・
なんと!幻の103階の展望台が存在してしまう・・・
これは関係者とか特別な許可がないと入れなくて
もちろんエレベーターはそこまでないので
階段で、あがるみたい。
そこだと確かに「何のさえぎる物もない展望」
しかし、ちょっと危険なので金払っても夜は絶対に警備上
入れてなんかくれないだろうなぁ・・・
だから、ここじゃないよなぁ・・・・

・・・・・どうやら察すると作者も行った事がなくて
雰囲気で書いてあるだけみたい・・・
ちゃんと調べてよぅ・・・頼むよぅ (>_<)
描く方は絵にしないといけないから、雰囲気だけで
ごまかす訳にはいかないんだよぅ・・・

という訳で、原作付の作品は徹底して調べて
絵にしてみて、ハデでゴージャスになるように変える事もある。

これには免罪符がある。
ベルばらの池田先生もオスカルの衣装を、その時代の物よりも
あとの時代に出たハデな衣装にデザイン的な事から
変えちゃっている。
知ったかぶりの、オタク読者が
「時代が違う!この時代にこんなデザインがなかった!」なんて
豪語して偉そうに語った所で、「お前見たのか?」だよ。

しかし・・・この矛盾というか間違い…というか・・・
こうなるともう、原作にできるだけ忠実に…なんて
配慮よりも、絵的な画面の作りを優先させてもらうしかないや。





nice!(2) 
共通テーマ:コミック

nice! 2

猛暑日更新中~イタリアンランチ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。