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映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン [Blu-ray]

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray


総合評価:★★★★☆
仕事もできなければ、彼氏と言うと妻帯者の金持ちバカ男に
肉体関係だけで呼び出されるしかない上に、
肉体関係が終わるとさっさと帰れと言われているというのに
それでもこの容姿だけは中途半端にいい男に振り回されている。

下宿先はどうしようもない兄妹の家でのシェアハウスで、
貧乏しみったれた生活を余儀なくされている中
幼馴染で親友のリリアンとの付き合いだけが、主人公アニーの
唯一の楽しみだったのですが・・・・そのリリアンがものすごい
大金持ちの男との結婚が決まり、ブライズメイド(結婚式の介添え人)を
頼まれるのですが、リリアンはいつのまにかセレブ生活に浸透し始めてて
他のブライズメイドもセレブな女たちばっかり。

その中でもセレブ中のセレブである若くて美人なヘレンは、
リリアンとは、まるで自分が一番の親友顔して挨拶してしまうので、
アニーはついついヘレンと張り合ってしまうのでした。

アニーは、数年前にカップケーキのお店を開いてたのですが
販売を手伝ってくれていた彼氏と別れて、お店もつぶれてしまい
仕方なく宝石店で販売員をしているのですが、いっつも客ともめてしまい
やる気のない店員なのでオーナーにしかられてばかり。

良い事が何もないまま自暴自棄に運転中に警官に止められて
切符を切られそうになるが、アニーのカップケーキのファンだった
警官のネイサンは、それに免じて切符を切るのを見逃してくれた
上に車のランプが切れているので修理屋まで紹介してくれるのでした。

セレブ生活のリリアンなのに、アニーはあまりにも途方のないお金を
かける結婚式には抵抗を示して、お祝いもパーティも、ブライズメイドのドレスも
手頃なものを選ぼうとするのに、ヘレンは我が物顔でそれを却下していき
独身最後のパーティもラスベガスでやると言い出す。
飛行機の嫌いなアニーは飛行機の中でパニック起こしたり
睡眠導入剤やお酒を飲んで暴れて、飛行機は緊急着陸して
一行は飛行機を追い出されてバスで向かう事になるしで
リリアンはとうとう、親友のアニーをブライズメイドのリーダーを
おろして、ヘレンに頼むのでした。

傷ついたアニーはさらに自暴自棄になってた所に
偶然コンビニで再会した警官のネイサンと意気投合して
飲んで、その日は彼の家で一夜を共にしてしまうのでした。
いつもは都合のいいように呼び出されているだけのアニーでしたが、
警察官のネイサンは 朝、ずっと目覚めるまで傍にいてくれて、
目覚めのコーヒーをくれて、優しいキスまでしてくれる。

キッチンにケーキの材料を用意して一緒に作ろうと言ってくれたのに
アニーはそれを拒否してそのまま帰ってしまうのでした。

この女、ホントにバカなんだよね・・・
良い恋愛し慣れていないから、優しくされる事も
大切にされる事にも慣れていなくて、
自分を大切にしてくれる男に出逢って戸惑っちゃったんだよね(・_・;)

つまりは、彼女にとってはセックスが終わり次第帰れという
容姿だけが中途半端に良い男に、都合のいいように利用されて
相性も悪い肉体関係でひどい扱いを受ける事が普通に
なっちゃっているんだよね・・・
ろくな男との恋愛経験がないと見える。

いっつも同じタイプの男とばかり付き合うっていう女って
いっつも受け身で、いっつも相手が自分を(肉体関係対象として)好きなのに
自分は相手に対して、容姿とかセックスみたいな欲望とか条件でしか
対応してないと言う、恋愛に対して実は横柄で傲慢な女なのよね。
「向こうが私を好きだからつきあってやっている」つもりなんだろうね。
そんな訳あるか!相手だって、お前が自分を好きじゃない事くらい
気が付いてるよ!利用しているだけなんだって。
・・・・・無自覚なのが痛々しい。

で、親友が結婚しちゃうのも、心のどこかで祝福できない
心の狭さもあったりして、要は本当に幸せに慣れてないので
幸せになるなり方が解らないのだ。

父親がバカみたいに若い女と逃げて、母子家庭に育ち
お金持ちになった事もないし、唯一のとりえだったケーキ作りを
お店がつぶれる事で、否定されちゃって自暴自棄になっているのよね。

めんどくさい女だ~~∵ゞ(≧ε≦● )でも、不器用で愛しいのは
やっぱり人は欠点に惹かれるのかな~と思っちゃう。
聞き分けが良くて優しく欠点もない美人にはなんの魅力もないので
映画や小説や漫画の中では主人公には、ならないのよね・・・
だって何も事件性が起きないでしょ?問題のない人だったら(*´艸`*)
やっぱりこういうどこか不器用な部分がとってもカワイイのかなと思う。

アニーがブライドメイトを降りて結婚式にも出ようとしないで
当日も家に引きこもっていると、ヘレンが泣きながらやってくる。
リリアンがいなくなってしまったと。
警官のネイサンに無理やり頼み込んでリリアンの居場所を調べてもらうと
リリアンは独身時代に住んでた自分のアパートにいたのでした。

ヘレンは昨日の夜に、ここは調べたというけど、リリアンは
ずっと誰にも連絡を取らずに引きこもってたの。
憧れたパリ形式の結婚式は、アニーの提案だったのに
ヘレンが自分のアイディアのようにお金をかけて
パリ形式にしていってしまい、ドレスもパリで発注したら
派手すぎるウエディングドレスが届いちゃうし・・・・
お金の掛け過ぎて、リリアンの父親が払えないと言い出したりで
庶民だったリリアンは、やっぱり親友のアニーに頼みたかったと
本音をこぼすのですが・・・

ドレスをシンプルに直して、なんとか式に出る2人なのでした。
式はヘレンのせいでハデすぎてしまったけど、
アニーとリリアンの好きなウィルソン・フィリップスまで呼んで
歌を歌ってもらうという豪華さなのでした(*´艸`*)

式が成功して、アニーとヘレンはお互い謝るんだけど…
美人でセレブなヘレンだったけど、実は結婚相手は再婚で
夫の連れ子はヘレンをバカにして相手にもしてくれないし
ヘレンには今まで女友達が1人もいなかったのだ。
それで、優しいリリアンが友人になってくれた事が嬉しくて
ついついアニーと張り合ってしまったと言うのでした。

ちょっとそういうのが解りそうな女なのよね(*´艸`*)
ああ、女友達いないだろうな~って雰囲気。
それを連れ子たちも解っててバカにされているし
相手にもされてないので、彼女はどこかでアニーが
羨ましくて仕方なかったんだなと言う事が解るのよね。

で、式場に迎えにきてくれた警官のネイサンと帰るのですが…
(ネイサン役がもうちょっと男前だと嬉しいんだけど…
仕方ないかな?)

うーん★ひとつマイナスなのは、主人公のアニーが
もう一度カップケーキのお店を再開するように
歩き出して欲しかったのよね・・・。

イマイチこのヒロイン進歩がないままなので(;^ω^)
もうちょっと成長して欲しかったな~と思っちゃいました。

下ネタ多すぎるし、下品なのはアメリカ映画なんで否めないんだけど
それでも見返したくなる映画でした(*´艸`*)



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