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ビバな世界 [☆☆☆お仕事☆☆☆]

めずらしく仕事のハナシなど・・・・・

現在ちょっと仕事で宝塚の絡んだ仕事をしているんで
にわかに勉強中。
今年は100周年なので話題にもなったしTVでもけっこう取り扱われてたんで
目にした方も多いのではないのでしょうか。

あの、マンガをそのまんま現実に持ってきちゃったような世界観なので
この業界には宝塚ファンってとても多いです。
(フィギュアスケートとかB'Zとかジャニーズのライブ同様、漫画家の集まる所ってけっこう決まっている気がするんだよね~)
ですが、私は観劇自体をあんまり観に行く方じゃないもんで
今回ちょっとノートとっての一からの勉強となる。
いや、嫌いとか苦手じゃないんだけど、チケット取ってもその日程に
行けるのかどうかの確定が出来ない人生送ってるもんで、
何回も何回も無駄にしちゃって・・・何か月も前にチケット取る…とか
そのチケットが無駄になりそうで行けそうな人を探して必死になる…という
作業が面倒なので、事前チケットは完全に行ける事が確定しない限り
最近手を出さなくなっている…

実は私、就学前の小さい時に一度宝塚の「ベルサイユのばら」を観に行っている。
しかし、当時はあまりにも子供すぎて記憶があんまりないのである・・・・
でも、原作コミックを読み返すと舞台で見たシーンが
ちゃんと記憶されているから不思議。
いや、それだけ印象に残るほどの舞台だったって事なんだよね。
セットもさる事ながら、衣装も豪華だったので、お絵かき帳にしばらくの間
ドレスを描くブームがきてたな~←ここが漫画描きのサガって事ですかね

それから学生時代にバイト先で知り合った子に熱狂的なヅカファンの子がいて
彼女はチケット代と遠征代を稼ぐためにバイトに勤しんでいた。
かなり子供の頃から宝塚ファンらしく、私よりいくつか年上だった気が
するのですが、彼女の熱狂していた「ご贔屓さん」は現在TVで大活躍の
女優さんたちが、まだ研究生とかトップになってなかった頃だ。

北島マヤみたいな子だったので(笑)、舞台のセリフや演技を
そのまんま再現して見せてくれるもんで、深夜の公園での
彼女の一人芝居に同年代のバイト生たちと爆笑していた頃を
思い出すと懐かしいなあ。

宝塚ファンってクラスに一人か二人必ずいるじゃん?
でも、これは私が東京の人間だからであって、関西だともっとたくさんの
比率でクラスに宝塚ファンって存在すると思うのですが
あの世界観が遠いのだ・・・・吉本新喜劇と同様で。
西の人間は、宝塚と吉本新喜劇を見ながら近くに感じて
育つのですが、私は東の人間だったので、宝塚には
あんまり縁もなかったのですが、彼女の仲間うちで
キャンセルが出たり、チケットが余ったという時に2回、
「ベルばら」の舞台を見に行ったのでした。

つまりは宝塚では「ベルばら」の演目しか観てないんですが
実際は、もっといい舞台がたくさんあるようなので
機会があればぜひ・・とか思っています。

私の友人にはご贔屓さんを目当てに、好きな主演で観る人もいれば
決まった演目を目当てに観ている人もいたりで、様々ですが
つくづくあの世界観って少女漫画に近いんだなあと思うのです。
少女漫画には実際の男性とは違った男性像が求められていますから。
生身の男と違って、生物的な匂いとかなさそうな…
歯の浮きそうなセリフとかバンバン言ってくれて、
自分にだけ都合のいい存在というのは、やはり永遠の憧れなんでしょうねえ。

あ、逆に言わせてもらえば、少年漫画に出てくる女の子も
リアルには絶対にいない存在ですからね?
美人でかわいくて、清純で頭が良くて面倒見がいい…幼馴染なんて
いませんから(笑)
どっちもありえない世界のありえない理想の存在を求めている訳ですよ。

宝塚ってのは、その少女の夢を叶えてくれている世界って訳です。
大丈夫!女性はリアリストなんで、そんな男がこの世にいない事くらい
みんな知ってますから、どうぞご安心を。
いないからこそ夢だけでも見たいわけよ(笑)
華やかで美しい世界だけで形成されている世界観なんて
素敵じゃないですか~

でも、今回は仕事なんで題材は華やかで美しいけど、
実際にはそればかり描くわけにもいかず、
どうやっても地味になりがちな画面なので試行錯誤で苦戦中です。
どうするかな・・・・実際頭痛がするほど考えてしまい、
脳が一度ショートしたみたいで熱が出ちまったんで、
額に熱さまシート貼って考えちまったよ。(^_^;ゞ

私は額がゴルゴ13並に狭いので、熱さましシートは
子供用じゃないと額に合わないのだ(゚。゚;)
脳みそももしかして小さいのか!!Σ( ̄ロ ̄|||)

しかしね、色々と周囲に話を聞いてまわって・・・
私の少ないコネをたどってみたらやはりいたのよね・・・
元タカラジェンヌという人が。
やはりいる所にはいるもんなんだなあ・・・。

舞台に立てるのは、ほんの一握りで 花 月 星 雪 宙の5つの組に
分かれてて、だいたい1グループ80名くらいで構成されていて
主役はトップと呼ばれる男役の主役で、女役の主役合わせても
10名しか主役はいないそうだ。
こんな厳しい世界を生き抜いてきた人たちだもん・・・芸能界でも
やっぱり輝くもんだよね・・・宝塚出身の女優さんってみんなすごいもん。
実力も当たり前だけど、華があるっていうか・・・オーラがもう違う。

宝塚音楽学校に入学するのって東大より難しいから
そこに入って、毎日厳しいレッスンを乗り越えた人たちだから
舞台に立ったり、女優さんにならない人生を選んでも
その後にどんな道を選んでも負けない精神と、才能を
発揮している人が多いみたい。

確かにそうなんだよね。
舞台に立つ事だけが人生じゃないもん。
元タカラジェンヌを扱ったTV番組でやってた中の1人は、
かつては舞台で演じてた事もあるし
けっこういい役をもらってた人だったけど、引退して結婚と出産を経て
今は子供にダンスを教える仕事をはじめてたけど、
自分が舞台に立つ事よりもずっとやりがいがあって
幸せなんだって。いいよね、こういう道もあるんだね。

この人はね、旦那さんに言わせると宝塚にいた頃はツリ目気味で
いつもピリピリしてて怖い印象だったのに、引退してタレ目になって
雰囲気がガラリと変わっちゃったんだって。
でも、本人はピリピリしている自分が好きじゃなかったみたい。
だから、ダンスを教える仕事をしていても、彼女は楽しく教えたいし、
みんなで楽しく踊りたいんだって。それもいいな~と思うの。
(厳しく教えて欲しい人は、そういう先生に習えばいいんだよね)


漫画にもね、色々道があって、漫画家になる事だけが道じゃないのと同じで
人それぞれ最終的に自分に合った道が見つかれば、それでいいと思うのね。
アシスタント業を自分の仕事にして、自分の漫画は同人誌で好きなものだけを
描く…というのもひとつの道なのだし。
(ただし、アシスタント業はそれだけで食べて行こうとしたら、プロデビューするよりも
厳しいし、相当な技術が必要だけどね)←変なハナシ漫画家は下手でも出来るので。
ご飯作りが得意だったりして、大御所の先生の所で
ごはんを作るのが中心…なんて人もいたりするわけだし。
その世界で自分がどう関わっていくかは本人次第だもんね。

どの世界にも言えるけど、自分の選んだ道ってやっぱり自分が
無意識でも選んでいるので、その道に呼ばれているとも言える。
要は、どんな状況下になっても、精一杯頑張れば、おのずと道は
開けてくるものなんだよね。

私だって、自分がまさか原作付のお仕事をする事になるとは
思ってなかったけど、そうなったらそうなったで、
自分に与えられたお仕事を、精一杯頑張るしかないので
力はなくても精一杯をクリアしていくのが、自分に与えられた道なんだと
思うのだな。その中にも絶対に何かあるはずだからさ~

頑張って何とか面白いものにするので、どうぞ楽しみにしててください


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