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映画『ブロンテ姉妹』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


ブロンテ姉妹 Blu-ray

ブロンテ姉妹 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: Blu-ray


総合評価:★★☆☆☆
ご存知のイギリスの文学小説を描いた三姉妹の物語
「ジェーン・エア」シャーロット・ブロンテ
「嵐が丘」エミリー・ブロンテ
「ワイルドフェル屋敷の人々」アン・ブロンテ
実はさらにこの上にマリアとエリザベスという姉がいたけど
すでに亡くなっているというところからの映画。

・・・・・・・・・・・・すまん、頭悪くて・・・・単純な疑問。
舞台はイギリスで、イギリスの作家のはずなんですが、
全編フランス語で展開されるというこの違和感は何?
何でフランスで作っているのかも疑問ですが
イギリスに住んでいてイギリスが舞台なのにず~~~~っと
最初っから最後までフランス語なの???
これ、ツッコミ入れちゃいけない場所?

なんかね、この延々続くフランス語とフランス雰囲気とイギリスが
結びつかなかったの。
なので、フランス人がフランス舞台に延々とイギリスの話をしているので
感情移入が出来ないというか・・・・これが日本語の吹き替えだったら
それにわりきって観れてしまったのかも知れないんだけど、
あの独特の語感で、舞台はイギリスで登場人物がイギリス人だと
言い張られても、はて?

例えばよ?芥川龍之介の伝記映画を中国とか韓国でやってたら、
違和感があるんじゃないかと思うんだけど・・・・ないものなの?
つまりはね、本国のイギリス人はこれを観てどう感じるんだろう。
そっか、イギリスだと吹き替えて英語になっているのね(・_・;)
そういう意味で変な映画。

なんか、陰鬱とした時代風景もあるし、当時の社会情勢もあるんだろうけど
退廃感が半端じゃない。
正直、面白い内容でもないし・・・ただただ退屈な時間が流れちゃうって
フランス映画だと時々ある・・・・。これを情緒と言う人もいるだろうけど
私には退屈な映画であんまり面白いとは思えなかったの。

なんかね、題材が題材だけにもっと面白い映画になると思うの。
演出とか脚本とか撮影とかすべてにおいて地味で陰気。
ブロンテ姉妹のドラマチック人生と、彼女たちの感性を
もっと上手く表現していれば、退屈しない「面白い映画」になんて
いくらでも描けると思うのね。

うーん・・・ただ、この地味で陰鬱な雰囲気が好きって人もいるので
否定はしないし、これはこれなんだろうけど・・・・
ゴメンね、私の個人の感想なんで。
せっかくイザベル・アジャーニなのになんか彼女の魅力もイマイチ
もっと女優陣の魅力を引き出せる映画に出来そうな内容だと
思うんだけどなあ・・・。

言うは易し・・・・・これを自分が面白くしろと言われても
それが出来るかどうかは疑問ですが(・_・;)

多分ね、モノローグが少ないので個人に感情移入しにくくて
誰かに感情移入して観ていくというよりは
淡々と出来事や事実を追っていかれただけの映画なので
退屈なんだと思うんだ。
こういう地味なのが好きだと思う人もいるのですが
私は王道好きなもんで(・_・;)←情緒もない?


ブロンテ姉妹 [DVD]

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