映画『ニューイヤーズ・イブ』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]
総合評価:★★★★★
ニューヨークと言う大都会の人種も職業も、さまざまな人たちが
大晦日と言う一日に過ごす運命を描いた物語。
これ、あらすじ難しいぞ…群像劇でおなか一杯になるほどの
豪華なキャスティング(・_・;)
次々と出てくるキャラクターはみなさん主演クラスの人たちなので
個性も強ければ存在感も放ってて…
でも、これだけ入り組んだ話なので、パッとみて顔がすぐにわかるような
人たちじゃないとお話を追っていけないのかも。
登場人物の一人一人の過ごす大晦日を追っていく話なので、
夢だったタイムズスクエアのカウントダウンイベントを取り仕切る
責任者の女性(ヒラリースワンク)
そのイベントに関わる人たち…
そのイベントに登場するロックミュージシャン(ジョン・ボンジョヴィ)
ケータリングサービスのシェフ(キャサリン・ハイグル)
ラジオシティの衣装係り(サラ・ジェシカ・パーカー)とその娘
出産間近の妊婦と夫たち…
去年の大晦日に出会った女性を一年間待ち続ける男性
パーティみたいな大騒ぎが嫌いな漫画家(アシュトン・カッチャー)
ロックニュージシャンのバックコーラスの女性(リア・ミッシェル)
死の間際に病院で死にゆく老人(デニーロ)
その彼をずっと見守る看護師(ハル・ベリー)
レコード会社の秘書(ミシェル・ファイファー)
レコード会社に出入りする自転車便の配達員(ザック・エフロン)
恋愛モノの甘い話なのかと思ってたら、もちろん恋愛のエピソードもあるけど
もっと現実的な問題も抱えていたり、日常のキビシイ現実も描かれていて
それぞれがそれぞれを過ごす物語りなんだけど、みんなが少しずつ
繋がっているというオハナシ。
東日本震災の2011年から2012年へのカウントダウンなので
少し日本では配慮されて放映が延期されたんですよね…
ハルベリーみたいな美人看護婦いないだろ・・と思いながらも
彼女の大晦日の過ごし方はひときわ感動してしまって
この部分だけでも見ごたえあるかも。思い出しても泣けてしまう (>_<)
彼女は愛する人を待ち続けているんだけど、切なすぎる~~~!
ちょっとね…ラストで「おまえかい!!」なカンジもあるんですが
まあ・・・そこはいっか。充分楽しめてしまいましたヾ(>▽<)o