モモちゃんとアカネちゃんシリーズ [★☆★本・コミックス★☆☆]
モモちゃんとアカネちゃんのシリーズが気がついたら、
いつのまにか完結していたのですね。
子供の頃、好きだったので図書館で松谷みよ子さんの全集を制覇していた私。
絵本とか童話を描くのって才能かな~と思うのですが
何度も読み返していたはずなのに、けっこう内容忘れてて
あれ~?どんな話だったかな~と思って文庫本の方で
買いなおしました。
表紙が、人形写真なのが好きだったんだけど、
ハードカバーなので一冊が高いんだな~これが。
子供は何度も読み返すのでハードカバーのがいいんだけどね。
私も昔ボロボロになるまで読んだな~
なつかしい・・・。
私が読んだのは、4冊目までで、大人になってすっかり忘れてしまってて・・・
たまたまネットで見かけて、5冊目6冊目が出ている事を知り、
「そういえば、モモちゃんはどうしたのかな?」と
思い出して手にとりました。
そうしたら、この物語が30年にもわたって描かれていた事や
離婚したパパが亡くなっていた事。大好きだった挿絵の方も亡くなってた事。
色々ショックではあったけど、松谷みよ子さんの自伝的童話が
こんな形で完結したんだな~としみじみ感動しました。
私が読み始めた頃には、モモちゃんは私よりもお姉さんでした。
私には弟がいるので、「お姉ちゃん」をやるのがちょっと嫌な時もあるし
逆に下の弟妹が、とっても可愛いと思うときもあったりして…
色々複雑なんですよね(笑)
童話で離婚を描くのって、なかなかないのですが
事実としてちゃんと子供だって受け止められるのだし、
要は親の姿をちゃんと子供は見ているんだって事は私が子供だった頃に
わかっていた事なので。
全巻買いなおして読破しましたが、名作は色あせないんですよね。
童話作家さんの中では一番好きなんだよね~
松谷みよ子さんって・・・
他にも色々好きな作品多いけど、このモモちゃんとアカネちゃんシリーズが
読みたくなってしまった今日この頃です。
アカネちゃんのなみだの海―モモちゃんとアカネちゃんの本〈6〉
- 作者: いせ ひでこ, 松谷 みよ子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本