映画『ハイジ』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]
総合評価:★★★☆☆
ご存じ有名な「アルプスの少女ハイジ」の実写版
吹き替え版なんで、夏休みだし子供向けに放映したんだな~
などど思いながら、見たんですけど
思ったよりも、アッサリだったな・・・
というか、日本で世界名作劇場アニメの実写版映画やっても
どんな作品もアッサリに感じちゃうだろうね。
どのエピソードも90分くらいにギュっと圧縮されているから
なんか、素っ気なく感じちゃうんだけどね。
映画版で違うのはエピソードが原作寄りって事と
ゼーゼマン家の召使い、セバスチャンが若くてハンサムな事(笑)
原作でもそうらしいけど、ハイジが初対面で
「おじさんペーターに似ているわ」って初対面で言うのね。
アニメでは、ペーターもハンサムじゃないし
もちろんセバスチャンも、猿顔のオッサンなんだけど
この映画だと若いハンサムな執事なんだよね(笑)
意外にも、最後に気が付いたんだけど、吹き替えを
オリラジの藤森くんが演じているのですが、声に特徴あるから
かなり合ってたと思うし、違和感なくて上手でした。
ちゃんとハンサムな人の声だったよ(笑)
あっちゃんの方もやっているというから探したけど・・・
実際はユキちゃんの声なんだってね(笑)
解らなかったよ(*⌒ヮ⌒*)ゞ
ハイジのアニメ版は1年間って事で、エピソードが足りなくて
色々付け加えてあるエピソードが多いんですけど
多分、半分くらいのクールで丁寧に作ったら丁度いいんじゃないかと
思うんだけど、当時は何故か1年の長丁場で作ってたんだよね。
1年じゃ長すぎるし、映画じゃ1~2時間でまとめるには短すぎる。
何度も映像化されているんだけど、実写じゃこれが一番いいのかな~
こっちのバージョンも以前レンタルで見た事あったんですけど、
これはこれで良かった気がする。
観て見たらこれ、私が生まれる前に作られた作品だったよ(゚。゚;)
ちゃんとドイツ語の制作なんだけど・・・・時代設定が確か無茶苦茶
だった気がする・・・だって飛行機出てきちゃうんだもん・・・確か
やはりアニメにはかなわないのかもね。
なんせ、放映された世界各国ではこれが
スイスで作られたものと長年信じられていたみたいだから。
それだけ時代背景や風景や文化とかの描き方が忠実だったって
事なんだろうね。
こういうプロ意識、見習いたい。
自分の国の作品を自分の国で作られたものと錯覚させてしまうほど
忠実な絵で再現できるってすごいよね。
今、そういえばジブリで制作中のA・リンドグレーン原作の
「山賊のむすめローニャ」をアニメで作っているんだってね。
NHKBSなんで見れないけど(・_・;)DVD化したら買ってしまおうかな~と
思っています。楽しみだな~
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