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ドラマ『オリンピックの身代金』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


オリンピックの身代金

オリンピックの身代金

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/11/28
  • メディア: 単行本


総合評価:★★★★★
一挙5時間再放送してたんで、ご飯の時と寝る前にちょっとずつ見て
ようやく視聴完了~
テレビ朝日55周年記念ドラマって事なので、異常なほどの豪華キャスト
数分とか数秒の出演の端役にいたるまで、有名俳優が演じてて
濃すぎるキャスティングで、とっても画面が華やか♪
原作が面白そうだったんで、読みたいなあと思ってたところなので
ドラマ放映してたので、見る事に。
去年の11月頃が本放映で、再放送になったんだけど・・・・・
1964年の東京五輪を狙ったテロリストと刑事たちの攻防を描く
心理戦が中心のハナシで、松山ケンイチが悲しい東大のテロリストで
刑事が竹野内豊という対決。

昭和の東京を描くので、映画「東京オリンピック」の映像をふんだんに取り入れて
違和感ないように、うっすらセピアカラーを感じさせる画面に制作者の
こだわりを感じてしまいました。
そして、衣装も当時の流行を取り入れてて、スーツの型も古いスタンダード型。
実はスーツも一応は流行あるみたいで、ファッション誌見ていると
襟とか裾とか袖に微妙に流行があるんですよね。

マツケンの存在感のあるテロリスト役が、見ていくうちに悲しくなってくる。
日本の礎を作ったのは、貧しい地方のプロレタリアートで
その犠牲となって、五輪を開催するにあたって、新幹線・モノレール
高速道路や五輪施設などのインフラ整備を担っていったのは
今では誰しも知りえているけど、当時はまだ広くは
知られていなかったのかもしれない。

その五輪からもはや半世紀余り経って・・・新たな東京五輪が6年後に
控えている・・・。
インフラ整備や外国人観光客招致して東京はまた生まれ変わるのかも
しれませんね。

もちろんこれはフィクションで、創作された話になるのですが
草加次郎という、実在したテロ事件を元に作ったみたいですが
骨太な作りのお話作りに感動してしまいました。

テレビ朝日はドラマ制作もそうだけど、番組作りに傲慢さを感じないので
どの番組にも愛が感じられるのだ。
民法の中では一番安心感あるんだなあ・・・・
私がこの年齢になったから思えるのかもしれないけど
テレビが面白くないと言われている昨今、ちゃんとこうやって
丁寧に作っている人たちもいるんだから、やっぱり視聴者の
コチラ側が選んで観れば済むことで、面白い物は
やっぱりいつの時代でも面白くて、つまんないモノは
どんな時代でもつまんないんじゃないかなあと思えるのです。

私はテレビが大好きなので、ジャンル問わず色々見ている方だと思うけど
久しぶりに見入ってしまったドラマでした!


オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 文庫



オリンピックの身代金(下) (角川文庫)

オリンピックの身代金(下) (角川文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: 文庫



オリンピックの身代金 上 (角川文庫)

オリンピックの身代金 上 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2011/09/25
  • メディア: Kindle版



オリンピックの身代金 下 (角川文庫)

オリンピックの身代金 下 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2011/09/25
  • メディア: Kindle版



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