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映画『ラベンダーの咲く庭で』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ) [DVD]

ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2011/12/07
  • メディア: DVD


総合評価:★★★★★
この映画って確か・・・公開当時に「ピアノマン」という記憶喪失の青年が
海岸に打ち上げられて・・・と映画の宣伝じゃないの?とかいう
いわゆるステマ騒動があった映画だったんですよね・・・
pianoman.jpg
この顔今見ると笑えるのは何故(笑)

こんないい映画なんだから、こんなステマいらないんじゃないの?とか
思うんだけど、イギリス公開時には、まだピアノマンは
出てきてなかったので多分、映画見てマネしたって事なのかも。
偶然なのか・・・・彼の名はアンドレアス…
映画の中に出てくる青年はアンドレア・・・
あまりにも素敵な映画なんでその登場人物になってみたくなったのかな
って事で世間を騒がせた間抜けな男の事は許してやりましょう(笑)

1936年、イギリス コーンウォール。
コーンウォールって一度仕事で描いた舞台なので調べた事が
あるんですが、素朴な海辺の田舎町で別荘地でもあるみたいなので
イギリスではのどかな場所というイメージなんですが
この映画見ると本当に都会よりも田舎の風景の方がいいな~と
イギリスは思っちゃうんですよね。

 戦争で最愛の夫を亡くしたジャネットと、結婚どころか
恋愛経験もあまりないアーシュラ。
姉妹は年老いて、二人で静かにいつもと同じ日々を送っていた。
ある日、嵐の去った浜辺に1人の青年が打ち上げられたのをアーシュラが見つけて
2人は彼を家で介抱してとても献身的に尽くすのでした。
彼は、ポーランド人で英語が通じず、かろうじてアンドレアという名前だけが解る。
姉のジャネットは少しだけドイツ語が出来るので、彼と会話ができるが
アーシュラは英語の単語を書いた紙を部屋中に貼って、彼に英語を
教えてあげるのでした。

彼は言葉が通じないので自分の事を話せないのですが
ヴァイオリンが弾けてそれが、並ならぬ才能を持っていて
その奏でる音色と彼のヴァイオリンを弾く姿に、
姉妹と毒舌家の巨漢の家政婦まで
魅了されてしまうのでした。
このアーシュラをジュディ・デンチが演じているのですが、顔のせいが
いつもキッツい役の印象のあるおばあちゃんですが
彼の登場によりまるで少女のように可愛らしくなってしまうのだ。

ジャネット演じるマギースミスも、彼に密かに惹かれていき
彼と過ごす食事や日常のひと時が輝かしい時間になっていってしまうのです。
マギースミスっていうと私は「天使にラブソングを」の修道院長のイメージが
強いんですが、世間的にはハリーポッターの方が有名なのかしら。
私はハリーポッター見てないんで何の役なのか知らないですが・・・
最近だと『ダウントンアビー』のおばあさま役だよね。

2人は亡き父親のパジャマや水着をひっぱり出して彼に着せて
しまいには高価なオーダースーツまで貯金を崩してあつらえてしまう始末(笑)
この行動が時として乙女な行動で、二人ともかわゆいのだ♪

もちろん彼が自分の孫くらい若いという事は、二人とも十分承知で
アーシュラは、自分の恋心を隠し切れずにときめいてしまうのです。
なので、姉妹二人にお花をあげるシーンとかあるんですが
2人ともなんか、思わぬ行動にすっかり乙女全開モード(笑)

ジャネットがお花を活けてくるわって妹の手から花束を
受け取ろうとろうとするのですが、ポーッとなったアーシュラは
手元から花束を離したがらない様子が、かわいすぎる(笑)

ジャネットに散髪されたアンドレアの髪の毛をひと房、そっと拾う姿は
なんか本当に中学生くらいの女の子みたいで、きゅんとなってしまいます。
(かわゆすぎて、泣くシーンでもないのに泣いてしまった(。・・。))

夕暮れの海岸を二人で散策する様子は、アンドレアにとっては
自分の命を救ってくれた老婆との散歩なのに
アーシュラにとってはデートなんだよね (>_<)
2人で海岸の岩場に座り、アンドレアがアーシュラの膝に
頭をもたげてきた時に、アーシュラはためらいながら彼の髪を撫でるのだけど
その手がぎこちなくて切ない。きゅ~~ん!!(≧▽≦)

そんな穏やかで幸せな時間を過ごしていた時に、
1人の快活な美女がズカズカと踏み込んでくるのです・・・。
彼女はアンドレアのヴァイオリンの才能に感銘して、
有名アーティスト…ヴァイオリンのマエストロである兄に合わせたいと
老姉妹に手紙を寄越してくるのですが・・・・・

エリザベス女王も泣いたという名作ですが、イギリスならではの
上品な淡い恋を描いた優しい映画でした(^o^)
最後も良かったな~

こうなってくると、ピアノマン憎し・・・お前のせいで最初の出だし
お前の顔思い出して笑っちまったじゃねえか!!(笑)
こういうさ・・・なんか世界的に笑える人っているよね・・・
笑わせられるんじゃなくて笑える人。
も~やめて~お前の顔久しぶりに見たらもう、面白くて仕方ない!


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