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映画『3時10分、決断のとき』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


3時10分、決断のとき [Blu-ray]

3時10分、決断のとき [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray


総合評価:★★★☆☆
午後のロードショーを見てしまった(゚。゚;)
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイル主演と言うんで、うっかり…
西部劇ってけっこう好きだったりするんで、それも手伝って観たんだけど
うーん・・・午後のロードショー的には充分なんだけどね。
クリスチャン・ベイルは、若い頃のトム・クルーズに似ていると
思ってたけど・・・・トムクルーズよりもガタイがいいしタッパもあるんで
見ごたえのある人よね~
ずいぶん地味な役なんだけど・・・うーん…別に彼じゃなくていい役。
そしてラッセル・クロウは伝説の悪役。
でも、あんまりヒールな顔って訳じゃないので悪役っぽくないけど
存在感があるんで説得力があると思うんだけど・・・・

ラスト5分でまさかのどんでん返しって聞いてはいたけど
これって正義的にはどうなんだろう・・・・
うーん・・・・正直、最後の最後で私には二度目見なくていい映画…というか
DVDとか買わなくていい映画になったのよね・・・
こういうのってどこが分かれ道なんだろう。

私自身、自分の考えた話での仕事がもらえなくなって
原作付の仕事ばかりしているのですが
それは、別に嫌々としょうがなくやっている仕事って訳でもないし
それをこの先一生やっていくという気負いがあってやっている訳でもない。
ただ、今できる事は何でもやっていきたいと思っているし
私みたいな作家にいただける仕事なら、精一杯やろうという
自分なりの努力を最大限にして、毎回取り組んでいはいる。

これは別に私に限った事ではなくて、仕事って普通そういうものだから
どの作家さんも同じ気持ちで取り組んでいる訳だと思うのね。
まあ、中には適当にやって金がもらえればいいって人も
いるかもしれないけど、それでも売れて読者に支持されていれば
別にどんな姿勢で取り組もうがいいんだけど(・_・;)

俳優さんたちも、脚本をもらってこの作品にこうやって取り組もうと
挑む事になるとは思うのね。
・・・・ストーリーや演出や展開の100%納得して演じる…という訳には
いかないとは思うんだけど・・・・この映画、リメイクしたものらしいけど
リメイクまでして作るほどの内容なのかが、ちょっと首をかしげちゃう。

解るのよ?解るんだよ・・・痛いほどに!
そりゃね、私の立場なので原作をもらっても納得のいかない内容や
展開やキャラクターの性格ってものもある。
そりゃそうだ。だって、まったく文化の違う国の人が書いたものが
原作になっているんだし。
ツッコミどころ満載で、正直首をかしげる展開やキャラクターの性格もあるし
「そんなバカな…」は原作付の漫画を描いている人なら
描きながら何度もつぶやくと思うのよね。
それがどんなに売れている原作であろうと、大ベストセラー作品だろうと
完璧な内容なんてありえないし。

でも、逆言うと・・・・きちんとした成立した話とキャラクター設定と
ツッコミどころがまるでない、よくできたストーリーって
意外とつまんなかったりするもんなのよね・・・・
面白い作品って感想の書きようがないしね。
「面白かったです」以外言えないものって
実は読むと内容忘れちゃったりするもんだから(・_・;)

タイトルは伏せますが、3大「悪話&悪ヒーロー」の原作(3作ともコミカライズ済)
人道的にどうなの?犯罪じゃないの?正義はない訳?…とか
思うけど、読者はこれを大絶賛だし、大人気作になっている訳。
もちろんこれに反論をとなえるような人もいるけど、
そんな反論関係ないくらいに売れてて人気があるのよね…

そして、その3作・・・・私自身1回ずつしか読んでないのに
内容しっかり覚えているし、その人道的に不愉快な気持ちになった部分も
しっかりと覚えているもんなのよね・・・・

ある意味、こういう作品の方が反論もあるし、不愉快な気持ちになって
クレームつける人もいるだろうけど、心には刻まれちゃっているって事で
これは、残念ながら作者の術中にハマって、文句を言えるほど記憶に残って
反論するほど、作品に引き込まれているって事になるのよね~

可もなく不可もなくきちんと描かれていたり・・・可もあって感動もして
とってもいい話だったはずなのに、忘れちゃう・・・・となると
不可だらけで文句しかなくて、ひどい作品!って方が
ある意味、怒りとか気持ちの悪い「感動」をしているので
出来はどうでも文句の出るものって、いい作品と言えちゃうんだよね…

私も映画で3大ひどい映画あるけど…全部一回観ただけなのに
何年たってもあの不愉快さとかひどい話を人に聞かせられるほど
内容把握している訳だから、ある意味あの3大悪映画…気分悪いという「感動」を
私に植え付けたのよね~~くやし~~!(笑)

うーん・・・・でも、この映画に関してはなぁ・・・
クリスチャン・ベイルの立ち姿のカッコ良さとラッセル・クロウの存在感以外
あんまり記憶に残らないのかも・・・いや、記憶に残るだけマシなんだけどね(・_・;)
Amazonでは異様なほどの高評価なんだけど・・・
これって男にしかわからない美学って事なのかなぁ・・・
私には、そこまで面白い映画にはならなかったのよね(;・∀・)

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