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New浅見光彦登場~ドラマ『天河伝説殺人事件』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]

ようやく、TBSの速水もこみち君の浅見光彦シリーズがスタートしましたね!
スゴく楽しみにしていました。
2時間ドラマではキツキツの内容になりそうだな~と思ってたけど
余分なエピソードをそぎ落としてそぎ落として、シンプルにまとめてあってスゴイな~
もちろんそのせいで原作とは異なる部分も多いのですが、
何度も映像化されているので、こうやって改良してあると
それはそれで面白さも違ってくると思うんですよね。
確かに同じようなものいくつも作っても仕方ないもんな~
2時間ドラマとはいえ、CM抜くと内容は正味90分。
90分だと本当に最低限にそぎ落とさないとまとめられないもんなあ・・・

最初に出てきたヒロインがキレイなんだけど、あまりにも無名な女優さんなので
あれ?と思ったら、なるほどね・・・あまりヒロイン重視出来ないからこそ
ヒロインの母親役が伊藤かずえで、もう一人の母親敏子さん役が田中美佐子なのね。
確かにドラマ性を考えるとこの二人の母親を軸に作るしかないもんな~今回は。
でも、短い時間でまとめようとするならば、これは大正解なので
私は充分楽しませてもらいました。

『天河伝説殺人事件』は映画でもドラマでも何度も映像化してあるので
合計すると、4回目の映像化になるのかな?
映画版の「天河伝説~」を見た人も多いんじゃないでしょうか。
市川 崑監督なんで映像美も去ることながら、
キャスティングも豪華で(ほとんど主演クラス…)脚本もすごいし
シリーズ化をしてくれると信じてたんですけどね・・・(>_<)
当時、角川書店内部のスキャンダルやゴタゴタで
結局、映画はこの作品だけになっちゃった。
映画に向いていると思うんだけどナ。
主題歌の中森明菜が歌う「二人静」も大ヒットでした。この曲もいいんだよね~

何せ、浅見シリーズのいいところは、舞台が豪華なのよね・・・
作者の内田康夫先生が、お坊ちゃま育ちなんでしょう・・・
これまで日本のミステリーで多い貧乏臭い設定が排除されて
主人公もお坊ちゃま。ヒロインもお嬢様で、お金持ち~が多いのだ(笑)
しかもかなりの旧家とか、有名武将の末裔とか。
映像化する場合は、『日本のお金持ち』って絵になっていいんだよね♪
私は貧乏クサイ設定があんまり好きじゃないので、どれ読んでも
歴史ある旧家が出てきて面白いな~と思います。

この「天河伝説~」の映画版を観て、天河神社へ行った人も多いのでは?
・・・・・・・・・でも、映画版だとロケ地が違うんだよね(^_^;)
映画や漫画は、映像的配慮とかで実際とは違う場所で撮影されたり
描かれたりしてしまう事も多いのです。
なので、毎回ドラマ版だと実際の天河神社でロケされているんだけど
雰囲気がちょっと映画よりも明るくてイメージが違うんだよね(^_^;)
小説読んで映画観て「天河神社に行きたい!!」と思った人たちは
実在の天河大弁才天社に行ってガッカリした・・・と、よく聞くけど
市川監督の映像美の秀逸さを物語りますよね・・・。

ちなみに映画版のロケ地は滋賀県の安土町にある沙々貴神社というトコロみたいです。
実在のシーン以外は静岡県の修善寺町と滋賀県の安土町で撮影したみたいで
あの幽玄なシーンを印象付けるためには、こういう配慮もある訳ですね。
このソースは映画版のパンフレットに書いてある事ですよ。
当時、映画見に行ったんだけど、まさか自分が描く事になるとは思わなかったよ。
しかも映画になる前から原作は読んでたので、人生何があるのか
解らないものです。

今回のドラマは天河大弁才天社でロケされていたのですが、
やはり改装して10~20年たっているけど、明るいイメージは変わりませんね。
弁天様を祭るトコロですから、当然っちゃあ当然ですが。
でも、あの大きな能舞台は1度見てみたいなと思っています。
そうなのだ・・・天河神社には行った事ないんです。

吉野山には一度行ったんですけどね。奈良観光の翌日に車で
吉水神社とか義経のかくれ堂とかの史跡を訪ねて行きました。
吉水神社の神主さんがすごくいい人で、気さくな方なので
色々見せて下さいました。かなりの難所を車で来たので
運転手は神主さんに褒められていたっけな~(笑)

もうちょっと足を伸ばして天河神社にも行けば良かったかも・・・。
でも、不思議な事にその翌年、お土産で天河神社のお守りを
貰うことになったので、不思議な縁があるんじゃないかと思っています。
自分でもいつか行きたい場所です。

もこみち君版光彦君ですが、正直言うと演技が上手いとは言えないんですが
ナイーブそうで、とってもステキでした(笑)
茶髪より黒髪の方が似合う気がしちゃいました。
笑顔もカワイイし、あの背の高さは理想的だわ~周囲の誰よりも高くそびえたつ
立ち姿はちょっとキュンとしてしまいます。
これから何作も演じていって彼なりの光彦君を演じて欲しいな~と
期待してしまいます!
今後も楽しみ~~(≧▽≦)

私は義経オタク暦20年以上(木曽義仲の子孫でもある)の筋金入りオタクなので、
能で演じられる『二人静』をいつか生で見てみたいな~
薪能は一度見に行ったんですが(葵上)あまりの寒さと長さに眠気と戦うのが
辛かった(・_・;)←確か気温7℃とかだったんですよね・・・



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