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映画『コヨーテ・アグリー』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


コヨーテ・アグリー 特別版 [DVD]

コヨーテ・アグリー 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD


総合評価:★★★★☆
かなり昔の映画ですが、TVでやってたので見てみました。
あえて有名女優を使わずに新鮮さを重視して、実在するバーの「コヨーテアグリー」を
舞台にして描いた青春サクセスストーリーものです。
けっこう前からいい映画だとは聞いていたけど、長い間見ることもなく
何故か月日は流れまくって忘れていた映画でした。
うーん・・・正直放映当時ちゃんと見ておけばよかった。
景気のいい時代のハナシなんだろうなあ・・・
日本で言うところのバブル期のストーリーなので時代の中途半端な
古臭さはもう仕方がないとしかいえないんだけど・・・
これを見て「バーレスク」と内容がややカブるコトに気がつきました(^_^;)

ただ、バーレスクと違って、これはサクセスストーリーものとしてはリアルで
主人公が大成功して終わる・・・というエンターテイメントものではなく
ヒロインが自分の足で歩きだして、一歩踏み出すまでを描くものなので
「バーレスク」よりも、その辺はリアリティがあるのかも。

主人公のヴァイオレットは、ソングライター志望。
あくまで曲作りが彼女の才能で、歌は充分上手いし才能もあるけど
舞台の上で自分で歌う事は勇気がなくて出来ないのね。
ニュージャージーからNYへ単身出てきて、仕事をしながら
デモテープを送る毎日なのに、どこにも相手にされない日々。
チャンスはアマチュアシンガーのライブしかないのに
人前で歌う事が出来ない。
治安の悪い地域に部屋を借りたので、部屋には泥棒も入って
根こそぎ財産を持っていかれてしまう始末。
挫折で立ち直れなくなりそうな彼女が、ダイナーに入ると
優しい店のオヤジにパイを奢ってもらうんだけど、
良い人もいれば悪い奴もいるしで、世の中上手くいかないものなのよね(・_・;)
で、そのダイナーで騒いでいるセクシーな3人組の女のコたちの
話からなんとか自分の曲を聴いてもらおうと、「コヨーテアグリー」へと
行くんですが、そこはNYでも大人気のバーで満員電車のように
混み合う店内で、ひたすら踊ったり酒を作ったり撒き散らしたりと
狂喜乱舞のイカれた店なんですが、ヴァイオレットはそこで働きながら
デモテープを送る毎日をすごすと・・・言うわけ。

まあ、よくあるサクセスストーリーものなんですが、主人公が
頑張っている姿なんかはやっぱり元気が出るよね。
もっと早く見ればよかったかな~
人生には本当にいろいろあって、上手くいかないことのほうが多いけど
自分が自分らしくある為には、歩き続けるしかないのよね。
もっと若い頃に見ていたら、もっと違った感想になるのかもしれないけど
家族・仕事・恋愛・夢・・・どれも捨てられず、どれも必要で
どれも大切な自分のアイデンティティなんだよね。

でも、どれも自分を形成しているものだから決して捨ててはいけないものだし
どれを選ぶかなんて愚問なんだと今だからこそ思えるのかな~とか
思うのでした

コヨーテ・アグリー [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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