テレビ映画『エマ』(ケイト・ベッキンセイル主演) [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]
総合評価:★★★☆☆
一番有名なのはグウィネス・パルトロー主演の「エマ」なんじゃ
ないでしょうか?
ジェイン・オースティンはイギリス文学のロマンス小説なので
イギリスでは何度も何度もドラマ化されてて、「高慢と偏見」に
続いての人気作品なんで、映像化しやすいのかな~と思います。
今回、ケイト・ベッキンセイルがエマ役だというので
観てみました(≧▽≦)
かなり若いのでとってもかわゆいのですが・・・・
こんなのナイトリーさんじゃない・・・ (>_<)
ナイトリーさんはジェインオースティンの6作品のロマンス小説の中で
一番包容力のあるヒーローだと思うの・・・・
ジェインオースティンの描き出す世界観の中では時代がそうなので
仕方ないんだけど、貴族とか身分とか色々と社会的な事が重要で
それがストーリーに反映しちゃうんで仕方ないんだけど・・・・
私が一番好きな「説得」のウエントワース大佐も器的にはかなり小さい男…
(軍人と言うだけで貴族ではなかったので、そこにコンプレックスがあるの)
そして、大人気な「高慢と偏見」のMrダーシーなんかも
かなり器は小さい気がしてしまうのですよ・・・・
(でも、彼は領地とか資産とか守る物が多すぎるし
育ちが良すぎるから、そうなるのよね)
…でも、ナイトリーさんは大人で紳士でちゃんと人の心を慮って
善悪や人を見る目がある人なので、それゆえに無邪気で子供なエマに
とっては、兄であって、友人であって、相談相手であって
理解者であって、父親にも近くて…唯一のエマの事を解っている人なのよ~!
(実際のエマの父親は、末っ子のエマを甘やかしているだけなので)
ナイトリーさんがハゲてるのは厳しいガ━━(゜ロ゜;)━━ン
雰囲気もあってステキなんだけど・・・
そして、彼は焼きもちやいている所なんか大人なんだから
あんまり表情に出して欲しくなかったのよ・・・・(´-ω-`)
映画版のエマの方がその点はちゃんと描けてて良かったかも。
ナイトリーさんが、ちゃんとハンサムでカッコ良かったし。
そして、とっても大人で完璧なヒーロー像を描き出せているのは
英洋子先生のエマしかいないのかも。
ローマの休日/エマ (エメラルドコミックス ハーモニィコミックス プレミアム)
- 作者: 英 洋子
- 出版社/メーカー: 宙出版
- 発売日: 2015/11/02
- メディア: コミック